発達障害パパと子供たち

発達障害をもつ 僕と 子供たちの エッセイです。

忘れに対する3つの作戦

今回は「忘れ」に対する ライフハックです。

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ライフハック 一本目に これを 書いたのは 僕自身の発達障害が原因と思われる症状の中で 最も困っていることだからです。

 


「忘れ」は色んなケースでおこりますが 今回は ものごとを 後回しにする場合に おこる失敗への対策についてです。


ADHD…特に 注意欠如の みられる 僕にとって「後で」は 大敵です。


Aという作業が とても 大事だけど 急ぎではないから 後でも いい。

それなら 先にBをという作業を しておこう!

となってしまうと 僕は ほとんどの 場合 この大事なAという 作業を 忘れてしまいます。


こういう失敗は ADHDが なくても よくあることなのでは ないでしょうか。ですが ADHDで注意欠如のある人は そうでない人よりも さらに頻繁に おこしてしまうのです。ゆえに 大敵であると 考えています。

 


人間は 記憶の全てを 残しておくことは できないので「忘れ」ることは 仕方のないことですが きっかけがあれば 「思い出す」ことは できます。この いかにして 思い出す 工夫をするかが 「忘れ」に対する 特効薬だと 思っています。

 


カンタンな 解決法は 「後まわしにせず すぐやる」ことです。大事なことであるならば 忘れる リスクの方が 怖いですから。「忘れ」による失敗の 諸悪の根源「アトデ」を 初手で 葬り去るのです。


イヤイヤ そんなことを いったって アナタ! タダでさえ 忙しいのに 効率を考えたら そんなの できるわけないじゃない!と多くの方は 思うことでしょう。

 


この大敵に 立ち向かう為に 「すぐやる」ことができない場合において 僕は 3つの作戦を 併用しているので 紹介したいと思います。

 


名付けて「アラーム作戦」「メモ帳作戦」「拠点作戦」です。

 


中でも 一番効果的だったのは 「アラーム作戦」です。

ここでの アラームとは 音と振動と文字で教えてくれる スマホの アプリのことを いいます。

設定が 面倒なものは 長続きしないので iPhoneに 最初から 入っている 設定も表記も シンプルなものを使っています。

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アラームを使うことで 時間の約束や 締め切りなど 期限のあることを 思い出すのに 効果抜群です。見返したりしなくても 用事を 教えてくれるわけですから。


時間が決まっていなくても 後回しにすることを 思い出したい大体の時間を 決めて セットし 鳴らせることで 忘れを 予防することも できています。


とはいえ スマホの 持ち歩きは 出来ない ケースも あると思いますし 実際 仕事中 頻繁に スマホを ポチポチしていられるハズも ありません。

 


それならば 「メモ帳作戦」です。メモ帳に 関しては 長年働いてきて 自分の性質上 これが ベストというものがあるので 見て下さい。

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まずメモ帳は、こういう ポッケに 入って ページを ちぎりやすい タイプのものが 良いです。


ポッケに 入るほうが いいのは そうです 持ち歩きできるからです。いつでも 見られることが 重要なのです。なかなか見られないようでは メモを見て 思い出す チャンスを 失いますので。

 

ちぎりやすいものに するのは イラナイ情報が多いと 本当に 必要なことを 見失いやすくなるからです。


毎日の ルーティンとして 朝 出勤した時に その日 やることを 考えて 書き出します。それから 上司などから 言われてたことや 自分で 気づいて 後でやるつもりのことを 次々と 書き加えていく感じで 使っています。

 

書く項目は できる限り 短く 「キーワード」に留めることを オススメします。几帳面に 長く書いてしまうと これまた 面倒になって 飽きてくるからです。人に見せるものでも無し 自分が  そのキーワードを 見て 思い出せれば 良いのですから。


必要な情報が いかに 見やすいかも 大事です。書いてあっても 目にとまらなければ 書いていない場合と 結果は 同じですので メモ帳を 開いたら 一番上に 必要な情報を集約して 書きましょう。違うページに 書いてしまうと 見ない=忘れる の図式が できてしまいますからね。( ;∀;)

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それから いらなくなった情報は 斜線を 引いて気にならなくしたり 多少勿体なくても どんどん ちぎって 無くしていきましょう。余計な情報が 多いと 本当に しなければならないことを 見失ってしまいます。

 


アラーム? メモ帳?

そんな 時間すら とれないくらい 忙しいのに 無理〜!という時には「ここに来れば目にとまる」という「 拠点」を 作ることを おススメします。

 

たとえば 主婦の方なら 台所や リビングなどのよくいるところ。デスクワークの多い方なら 自分の机のド真ん中…というようにです。

 

外出する前に 忘れものを しないよう あらかじめ 玄関に 用意しておけば 忘れずにすみますよね。家を出る際には 必ず 玄関を通るものですから おのずと 目に とまりますので。それと 同じ要領です。

 

販売業である僕の拠点は サービスカウンター。ここは お店の情報を 集約してある 接客用の カウンターなので 一日の内に 何度も やってきます。

 

ここに 後で やろうと 思うものを 残しておけば 通りかかることが 多いゆえに 目に とまりやすく「あ、いっけね!これ やらないと いけなかった!」と 手遅れになる 前に 思い出すことができます。これが「拠点作戦」です。

 

これら 3つの作戦を 場合によって 使い分けして 忘れの多い僕でも 何とかやっていけています。(それでも 忘れることは 多いのですが)。

 

あくまでも これは 僕の生活の中で 忘れへの 対策ですので このブログを 読んでいる方の ライフスタイルに 合うかどうかは 分かりませんが 少しでも よりよい 解決方法に 近づける ヒントになれば 幸いです。

 

むしろ 「自分の場合は こうしているよ!」という ご意見があれば 是非 お伺いしたいものです。(≧∀≦)