発達障害パパと子供たち

発達障害をもつ 僕と 子供たちの エッセイです。

次男の場合② -小学校入学の進路選択−

前回のあらすじ。

発達検査で 発達障害ASDがあると 診断を受けた次男。人の気持ちを 学習するのと 苦手なことを伸ばすために 個人療育と コミュニケーション能力を つけるためにグループ療育を 始めたのでした。

 

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療育を 続けることにより 少しずつ 他人の気持ちの 理解が できるようになった 次男。少しですが 人を 気遣うこともでき こちらから 言わなくても すすんで 家のお手伝い等を よくしてくれます。


とはいえ まだまだ 先生の話や 文字での設問の理解が 乏しい上 家や保育園での やりとりで 普通の子は 気にしないようなことでも 急に 不機嫌になるなどの 問題行動は 残したままだったのです。

 


いよいよ 小学校進学 目前と なった時に 療育の先生と 進路相談を しました。


ここで 先生が 話された選択肢は 2つ。

①普通学級に いれて 月2回の「通級教室」に通う。

②支援級に いく。

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(※『通級教室』とは 小・中学校に通う比較的障害の程度が 軽い子どもが 通常の学級に 在籍しながら その子の 障害特性に 合った「通級による指導」という 個別の指導を 受けるための教室のことです。)

 


どちらを 選ぶかは 本人と 親のサポート次第と言われ 妻は 僕に意見を 求めてきました。次男の行動や特徴など 小さい頃の僕に そっくりだと 話していたからです。


そんな僕自身が 小学校生活で どうだったかを 思い返してみましたが まず 学習面でいうと 算数以外はどちらかというと できていて 困ることは ありませんでした。…算数以外は(-_-;)


運動面は 走ったり跳んだりという いわゆる 陸上競技は 得意でしたが 球技などの チームメイトとの意思疎通が 重要な 団体競技は 苦手…というか むしろ嫌いでした。


一番 困ったのは コミュニケーションの面です。よく友達とトラブルになっており 今思えば 友人の気持ちと僕の気持ちに 差異が ありすぎて 友達の気持ちを 理解する能力に 乏しかった為と 衝動的に 発する言葉で 友達を 傷付けたことなどが 起こしてしまったのかなァと 思っています。


とはいえ 僕自身 発達障害が あると 知らずに 普通学級へ 行き 大学を ストレートに卒業後 就職までしているのだから 困り事は あれども 普通学級で良いのではないか。その上 僕が 受けられなかった「通級教室」に通えるのだから そこで コミュニケーション等を学び 僕よりも 生きにくさを 感じなくて 済むのではないかと 意見しました。


僕自身の 経験という 観点からもですが 次男の 療育での 努力と成長は 素晴らしかったです。そんな 次男の姿を 見て 普通学級でも やっていけると 思い 『通級教室ありきの 普通学級行き』を 選択しました。

 


今 次男は 小学二年生。

良いことも 悪いことも 色々ありまして 学校から 何度も 電話が かかってきたものです…。


かなり ゆっくりペースですが 次回以降は 具体的に 小学校で 何が あったか 何に 困ったのか 解決するために 問題に どう向き合ったか等を 書いていこうと 思います。

 

どうぞ また お付き合い下さいませ。